病院沿革

当病院について

大正13年、私の曾祖父の宇都宮松三郎が厳木町に至誠堂医院を開設するも、昭和18年に没し、以降医院中断、その後10年間は閉院していました。

父の兄、宇都宮一(はじめ)は久留米大学卒業と同時に軍医として召集され戦地に赴くことになり、一は、弟である父、宇都宮仁(めぐむ)に「もし僕が戦死するようなことがあれば、大学を変わって、後を継ぐように」と言い残し、戦地に出掛けました。

昭和19年に一枚の紙が届き、戦死を知らされました。その後、父は兄との約束を守り、一橋大学英文科を辞め、東京医科大学に入学して医学の道に進み、東京で永年修業を積み、昭和29年にこの地に開業しました。

 

昭和

41年 2月 医院より病院へ昇格(39床)
44年 1月 病床62床へ増床
45年 4月 リハビリテーション開始
55年 7月 医療法人 至誠堂 宇都宮病院として法人化する
61年11月 病床100床へ増床

平成

元年 8月 CT購入 検査開始
4年 5月 訪問看護 開始
11年 6月 現住所へ 新築移転
100床全床療養型病床へ(療養2群 入院医療管理料Ⅰ 届受理)
音楽療法開始
12年 4月 言語療法開始
14年 1月 ISO14001認証取得
17年 3月 日本医療機能評価認定取得、同年病院全敷地内禁煙宣言
20年 4月 作業療法開始
20年 5月 通所リハビリ施設「デイケアセンターうつのみや」開設
20年 6月 「居宅介護支援事業所うつのみや」開設

令和

元年10月 「宇都宮病院介護医療院52床」開設
(介護保険適用病床52床廃止)