ご挨拶

理事長からのご挨拶

宇都宮病院は、平成11年に100床全床を療養型病床へ転換し、現住所へ新築移転して参りました。この当時は、小泉内閣の「骨太の方針」が打ち出され、急性期医療と慢性期医療のどちらかを選択せざるを得ない状況でした。当院では、地域性を考慮し(雇用も少なく今後若い世代の人口が減っていくこと、高齢層の医療・介護の必要性が高まることなど)、慢性期医療を選択しました。当院の役割機能を明確化するため、急性期医療に関しては、救急搬送可能な唐津赤十字病院や済生会唐津病院などにお願いすることとし、外来については、即座に対応できる各種検査と専門性を生かした大学レベルの診断により、円滑な紹介を心がけて参りました。

当時の当院に必要な手段として、PDCAサイクルに基づいた継続的改善の考え方を個々のスタッフが理解し、考える力を向上させて、日常業務に活かし実践することが喫緊の課題であると実感し、平成14年には佐賀県の医療機関としては初めて(九州で2番目)「ISO14001(環境マネジメントシステムに関する国際規格)」の認証取得を行い、現在では、自己宣言として、院内監査(監査委員を任命し年に2回各部署の監査を実施)を行い業務改善に繋げています。

また、平成17年には日本医療機能評価の認定取得を行い、当院の本来あるべき組織体制や業務体制のレベルを確認するための指針として活用し、病院全敷地内禁煙宣言を発するに至りました。

令和元年10月に、新たに宇都宮病院介護医療院を開設しました。今後も、地域包括ケアシステム(重度な要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される体制のこと)のもと、地域における医療及び介護のニーズに十分に応えられる病院として、益々の充実を図って参ります。

医療法人至誠堂 理事長 宇都宮 至

 

環境保護への取り組み

当院では、治療に用いた注射器やガーゼなどの医療廃棄物管理を強化し、適正に処分しています。
患者様の状態把握やNSTの取り組みを通じて残食量の削減や、水道や電気の使用料削減にも取り組んでいます。

 

労働安全衛生の質の向上について

当院では、職場環境の改善に取り組むことが重要と認識しており、以下の取組みを行っています。

  • ストレスチェック制度の充実
  • 「治療と仕事の両立」を積極的に支援するための基本方針の策定
  • 65歳定年延長による雇用問題へのアプローチ
  • 勤続手当の支給 など

地域においての当院の役割として

外来

循環器・消化器・呼吸器等内科専門分野の充実による診断・治療、また急性期疾患の急性期医療機関への円滑な紹介・逆紹介を行います。
さらに、一般内科に関しては、生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病など)へのアプローチとして、薬による加療に止まらず生活習慣を見直す為に、食事療法・運動療法等指導での予防・治療案を提供します。
在宅医療に関しては、地域連携室を中心に病院・病診連携・福祉等への連携の充実、訪問(診察・看護・理学療法・栄養指導・言語療法等)を充実し地域ニーズに対応します。

 

病棟

患者様にとって病院とは、治療に専念出来る場でありまた、生活の場(快適な安らぎの場)でもあります。常に社会復帰・自宅復帰を目的に置いた看護・介護を行います。
また、患者様の健康増進の為、薬だけに頼らず人間が本来持つ「自然治癒力」を引き出すための研究・支援を行う栄養サポートチームを造り健康管理の充実をはかります。
最後に、患者様の人権を尊重し思いやりのあるケア実践の為、「抑制廃止」を宣言し、この運動を地域に広げるよう努力します。